2013年6月17日月曜日

季節は過ぎましたが!!

訪問看護ステーション「花みずき」ブログ⑲P1000948

「ダンマエビillus飛ぶ鳥動画t4614gと、在宅の接遇について」          

                             
 
             訪問看護ステーション
             「花みずき」
             訪問看護師 西門 美津江

4月は、若葉の緑が目にも鮮やかに、木々も芽吹き新緑の葉が茂り吹く風も柔らかな季節です。
1年間で私の1番好きな季節です。

以前訪問させていただいた方の家の近くまでドライブをしてみました。
その方は「家の前の川にはダンマエビがいるよ。昔はよく捕まえていたが」と笑顔でお話しをしてくださっていました。
ダンマエビに会えるかなと教えてもらった川へ行き石を持ち上げると小さなハサミを持った小エビが石の下に隠れていました。エビがいた時は子供と大はしゃぎをしました。
「ここは良いところだよ」と言われた通り空気も水もきれいなところでした。
訪問看護で働いていると、利用者・家族からきれいな景色を教えてもらえ得した気分になります。

3 {ダンマエビ}とは
「テナガエビ」の事を、私の住んでいる鹿児島では[ダンマエビ]と呼びます。

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幼いころは、夏場、川遊びの子供たちが網ですくって遊んでいる光景が、一般的でした。
塩茹でや、油でカラッと炒めても美味しく頂けます。
カリッという歯ごたえがなんともいえず、ビール好きには、たまらないつまみです。


訪問看護に平成21年11月から異動になり、訪問看護は在宅の中に入っていくのだから話し方、身だしなみ、マナーは大事なことだと再認識しました。
初めての所に訪問する時は自分のマナーは良かったか心配になるときがあります。
そこで今回は接遇(マナー)について振り返ってみました。

訪問看護研修ステップⅠの訪問看護概論の講義の本にこのように書いてありました。
訪問看護の理念の1つに、生活を中心とした看護の視点、訪問看護の特徴は生活の場での看護活動であるということである
つまり、家庭とは疾病の療養が第1義に置かれるのではなく、家族構成員それぞれのライフサイクルに沿った24時間の家庭生活や、社会生活の基本となるところである。
しかも家庭は社会に閉じられたきわめてプライベートな場であり、個々の生活には連綿とした家族の歴史があり、長年培われた生活習慣が大きい位置を占めている。

訪問看護師の介入がいかに専門的なものであれ、利用者の生活を尊重した振る舞い(マナー)でなければ利用者から受け入れられないばかりか“生活を踏みにじられた”というようなネガティブな印象を持たれ、看護の展開に支障をきたすことも少なくない。
経験のあさかった頃の私は新しく受け持った利用者さんより「担当をかえてほしい」と言われたり、訪問中止の連絡を受けたりしショックでしたが、研修を振り返り自分を改めないといけないのだと思いました。

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5年も経ちますが、印象に残った研修があります。
田中恵子さんの接遇マナー研修です。
接遇は幸せをもたらす種のようなもの。患者さんとご家族もちろん、仲間にも真心をこめて接しましょうと言われていました。接遇の対象は、患者さんやご家族だけではありません。
いい仕事をするには働く仲間も大切ですから、仲間にも接遇をしてほしいと思います。
もちろん業者や売店の人にも一緒に病院をよくしていくには、私たちを取り巻くすべての人々に接遇が必要です。接遇は、人と人がより良い関係を作り出す基本となるものです。とも言われていました。研修内容を振り返り接遇に関する本を読み良い仕事と仲間作りに日々励んでいます。
それが「自分の成長にもつながっている」と感じている今日この頃です。

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