2011年10月3日月曜日

入職して2年次のナース達 ③

入職して1年が過ぎたナース達を、このブログにて紹介していclip_image002ます。
不安と期待の中で、奮闘しながら頑張っています。

大隅鹿屋病院
2階病棟勤務 (亜急性期病棟)
           田之上 和子

   私は、2階の亜急性期病棟ナースです。
患者様は生命に関わる状態等の急性期を過ぎ、
回復期、慢性期にあり病気や障害により生活に
何らかの支障のある方々です。
患者様とご家族が退院後の生活に安心と自信が得られるよう、医師、PT、OT、ST、MSW等の方々と連携し、出来ないことを助け出来ることを引き出せるように、チームで援助しています。
この1年間で障害があっても、自分自身が納得出来る新しい人生を創り出すためのリハビリに取り組む、様々な方々に出会う事が出来ました。
障害の重い43歳の夫を在宅介護しようとヘルパーの資格を取り、二人の子供を育てながら家族で暮らそうと努力する外国人妻の生き様・・・・・・・・・。
最終的には在宅介護困難で、他の病棟にトランスとなりましたが、又臤床傾向でリハビリへの意欲もなかった患者様がある時から意欲を取り戻し歩けるようになり、自信を得て家族と共に戻られる時の「皆さんのおかげで自分の家に帰れます」と笑顔と言葉。
そして、認知症の夫の障害を全面的に受け止め「家に帰って看ます」と明るい妻の表情等々、私自身が患者様やご家族から、生きる力や人の力の大きさ等を一杯教えられた一年間でした。
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                      私の喜びと生きがいの「しあわせ病棟」のスタッフです。

病院内研修や病棟内でのリハビリ勉強会の機会も多く、スタッフにも恵まれ慣れないことも良く教えて頂きました。まだまだ不慣れな事も多くありますが、今、この病棟で働ける事は「しあわせ」です。それは自分らしく生きる人に寄り添い、少しでも支える事が出来ることに喜びと生きがいを感じるからです。今後も、患者様が障害を乗り越えられるよう、癒しの言葉かけや態度に気をつけていけるナースになれるよう努めたいと思っております。

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